血便が知らせる体の危険|大阪市梅田駅から徒歩2分、大阪梅田駅前 ゆう内視鏡内科クリニック HEP NAVIO院

血便が知らせる体の危険

血便が知らせる体の危険

血便が知らせる体の危険血便は、便に血が混じる症状であり、体からの警告信号と言われています。血便は、便に付着する血の色により原因が異なります。鮮やかな赤色の血は肛門近くでの出血を示し、痔が原因であることが多いです。一方、便が黒く変色している場合(タール便)は、消化管の上部にある胃からの出血が疑われます。胃からの出血がある場合には、胃潰瘍や胃がんなどの重篤な病気である可能性もあります。また、便の色が暗赤色から鮮赤色の血である場合には、大腸がんなどの腸の病気が関係している場合があります。
体からの警告信号である血便が見られた場合には、速やかに消化器内科医の診察を受けることが重要です。胃がんや大腸がんなどの病気でも、早期発見や早期治療を行うことで治る病気と言われています。血便という体の危険信号を無視することなく早めにお近くの病院やクリニックに相談をしましょう。

血便とは

血便とは血便とは、便に血が混じる状態を指し、消化管からの出血が原因で起こります。血便は、出血の場所や原因によって特徴が異なります。例えば、真っ赤な血が見られる場合は、肛門付近での出血が多く、痔が一般的な原因です。一方で、便が黒くタール状になる場合は、胃や十二指腸など上部消化管の出血を示すことがあります。血便は、潰瘍性大腸炎やクローン病、大腸がんなど、さまざまな病気の兆候として現れることがあります。特に貧血や持続する腹痛、体重減少などの症状が伴う場合は、深刻な病状の可能性があるため、速やかに医師の診察を受けることが推奨されます。便の色や性質、付着している血の量を観察し、症状に応じた適切な検査と診断が重要となります。

血便の色の違い

鮮血(鮮やかな赤色の血)

出血場所が消化管の下部に位置する場合、便には鮮やかな赤い血が見られます。鮮血は、肛門付近での出血を示すことが多く、痔や肛裂が最も一般的な原因です。鮮血は、便と共に明るい血が見られることが特徴で、時にはトイレットペーパーに血が付着することもあります。

暗赤色の血

大腸の中程から上部での出血は、便に暗赤色の血が混じることを引き起こすことがあります。暗赤色の便は、大腸がんや炎症性腸疾患など、より深刻な病態を示唆している可能性があります。

黒い色の血

黒い色の血は、胃や十二指腸など上部消化管の出血が原因で発生します。胃潰瘍、胃がんなどにより黒い便、またはタール便が生じると言われています。黒い便(タール便)は通常の便よりも粘り気があり、特徴的な臭いがすると言われています。

血便の種類について

血便と消化器疾患の関係

血便は消化器疾患と密接に関連しています。血便は消化管内(食道・胃・腸・お尻)のどこかで出血が起きていることを示し、痔、炎症性腸疾患(クローン病や潰瘍性大腸炎)、胃潰瘍、大腸がんなどの消化器疾患が原因である可能性があります。そのため、血便が生じた場合は、原因となる病気を特定し治療を行うため、速やかに医療機関での診察や検査が必要となります。

痔は、肛門の病気の総称のことをいいます。痔には、いぼ痔(痔核)・きれ痔(裂肛)・痔ろうなどがあり、お尻からの出血、肛門の痛みやかゆみが生じます。痔の症状が悪化した場合には、生活習慣の改善や局所治療、手術などが必要となることもあります。

クローン病・潰瘍性大腸炎

クローン病と潰瘍性大腸炎は、消化管に慢性的な炎症を引き起こす病気で、腹痛、下痢、体重減少、血便などの症状が生じます。クローン病は消化管全体に影響を及ぼす可能性があり、潰瘍性大腸炎は大腸に限局します。治療には薬物療法や場合によっては手術が行われます。

胃潰瘍

胃潰瘍は、胃の内壁にできる傷や穴を指し、主にヘリコバクター・ピロリ菌の感染や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の使用が原因です。症状には、胃痛、吐き気、嘔吐、消化不良があり、場合によっては胃出血を引き起こすことがあります。

胃がん

胃の細胞が異常に増殖することで発生します。初期症状は少ないですが、進行すると食欲不振、体重減少、吐血やタール便などが見られます。胃がんの原因は、ヘリコバクター・ピロリ菌の長期的な感染や喫煙などと言われています。胃がんの診断には胃内視鏡検査が必要となります。

大腸がん

大腸がんは、大腸ポリープが悪性化することが一般的な原因です。初期症状として便秘や下痢、便形状の変化、血便があります。大腸がんが進行すると疲労感、体重減少が現れることもあります。大腸がんを予防するためには、大腸ポリープの早期発見が重要であり、定期的な大腸カメラ検査による大腸ポリープの除去が大切となります。

血便が出たらどうすればよい?

血便が出たらどうすればよい?血便が出た場合は、まずは落ち着いて状況を観察しましょう。血の量や色、他の症状(腹痛、体重減少、疲労感など)が伴っているかを確認します。これらの情報は医師に伝える際に重要となります。次に、可能な限り速やかに医療機関を受診してください。特に症状が重い、または持続する場合、緊急を要する可能性があります。血便の原因を自己判断することなく、消化器内科医の診断を受けることが重要となります。

血便のご相談なら

血便の検査方法・診断方法

血便の原因を特定するためには、胃カメラ検査または大腸カメラ検査を受けて頂くことが必要となります。

胃カメラ検査

胃カメラ検査胃カメラ検査とは、胃を直接観察する内視鏡検査となります。胃カメラ検査中に疑わしい所見を発見した際は、生検を行うことで病気の診断をすることが可能となります。また、胃炎や胃潰瘍の原因でもあるピロリ菌の感染を調べることも可能です。

胃カメラ検査とは

大腸カメラ検査

大腸カメラ検査大腸カメラ検査とは、大腸の粘膜を直接観察する検査です。大腸カメラ検査の際に、一部組織を採って生検を行うことや大腸がんの元になる大腸ポリープ切除する事も可能です。

大腸カメラ検査とは

血便の診察・検査は当院へ

血便の診察・検査は当院へ血便は胃がんや大腸がんと密接な関係があります。血便は、体からの警告信号と言われています。血便の原因は、痔だからご自身で判断することなく大阪府大阪市北区梅田にある大阪梅田駅前 ゆう内視鏡内科クリニック HEP NAVIO 院までお気軽にご相談ください。

血便の診察予約

この記事の監修者


院長 川井 祐弥当クリニックでは、消化器疾患および内視鏡検査・治療を中心として、患者様一人ひとりの健康を第一に考えた丁寧で安全かつ高精度な診療を目指して参ります。内視鏡検査は胃がんや大腸がんの早期発見や治療に非常に有効な手段であり、当院では消化器がんによる死亡をゼロにすることをモットーに、がんの早期発見・治療に尽力して参ります。当院では最新の医療技術と設備を駆使して、安全かつ快適な環境の中で眠りながら苦痛なく楽に受けられる検査をご提供できるように努めて参ります。

院長 川井 祐弥

学歴

  • 平成21年3月
    大阪府私立大阪星光学院高等学校

    卒業
  • 平成27年3月
    奈良県立医科大学医学部医学科

    卒業

職歴

  • 平成27年4月
    大阪市立総合医療センター入職
  • 平成29年4月
    医学研究所北野病院入職
  • 令和5年10月
    大阪梅田駅前ゆう内視鏡内科クリニック HEP NAVIO院 開業

資格

  • 日本内科学会 内科認定医
  • 日本消化器内視鏡学会 内視鏡専門医

所属学会

  • 日本内科学会
  • 日本消化器病学会
  • 日本消化器内視鏡学会
住所 〒530-0017
大阪府大阪市北区角田町7-10

HEP NAVIO 6F
アクセス 梅田駅から徒歩2分
電話番号 06-6311-8000
診療科目 消化器内科、内視鏡内科、肛門内科、内科
診療時間
09:00~12:00
(外来)
15:00~17:00
(外来)
08:30~16:30
(内視鏡検査)

休診日:木曜・祝日
▲水曜:08:30~15:00 ★日曜:09:00~15:00
(内視鏡検査のみ)

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